就職率がわずかながらアップした現在の日本ですが、転職市場では一体どのような職種の人の需要が高まってきているのでしょうか。

■一つ目として、SE職が挙げられます。

現在ではどのような会社でもインフラが整っており、パソコン関連の技術者がいなければ成り立たないような状態に陥っていますので、SEの需要は年々高くなってきているのです。どのような業界でも引き抜き合いが行われているような状態ですので、他の職種よりも給与水準が高く、簡単に次の就職先を見つけることが出来ます。SE専門の転職サイトも人気で、登録するだけで様々なオファーが舞い込んでくるという状態になっています。より良い職場に就職したいと考えているのであれば、専門のエージェントを使って効率よく転職するという方法もあります。

■同じように人気なのが、看護師や介護士といった医療関連の人々です。

医療現場というのは慢性的な人材不足に陥っていますので、医療機関ではより良い人材を得ようと躍起になっています。力仕事ゆえ、結婚を機に退職する人も多いのも要因の一つです。SE同様に、医療従事者専門の転職サイトがあり、そこに自分の経歴などを打ち込むだけでオファーが届くようになっています。自分から求人を探す間もなく、医療機関側から来てほしいという打診が届くことが多いと言えるでしょう。その中から、自分が思い描いている条件に見合ったところをゆっくりと探すという状態になっています。